家の近くにあるDPEのお店が今月一杯で閉店するらしい。
フィルムカメラ衰退による影響であろうことは想像に難くない。
この頃はフィルムからのプリントもデジタル化されている場合がほとんどで、従来の写真の味が感じられないわけですが、閉店してしまうこのお店はフィルムからのプリントはデジタル化されていない貴重な存在だったのに!
話は長くなる。無駄に長い。DPEのお店の閉店には全く関係無いフィルムにまつわる思いで。
学生時代にバイクでツーリングをしている途上、カメラの調子が悪くなりました。撮影済みのフィルムをパトローネに巻き取ることが出来ないのです。
北海道でそのことに気付きカメラ店に持ち込むと手動でフィルムを巻き取ってくれ、原因が明らかになりました。巻き取りをするためのツメが折れているのです。部品が無いから今は修理できないと言われましたが、サービスセンターの一覧が書かれた紙を貰うことができました。
その後は夜になると漏光しないように布団にもぐり、カメラの裏蓋を開けてフィルムを取り出し、手でフィルムをパトローネに巻き取って対処しました。
北海道から東北に渡り、カメラメーカのサービスセンタがある仙台に向かったのですが、夏休みで休業。東京に着いた日は週末でこれまたサービスセンターは休業。う~む、ツイてないな。
そしてようやくやっと名古屋でサービスセンターに入ることが出来ました。「修理に二日かかります」と言われたのだけれど「あの、ツーリング中なものですから何とかして頂けないでしょうか」と頼むと「そういうことならすぐやりましょう」と言ってくださり、僅か10分程で修理をしてくれました。僕は猛烈に感激しました。しかも「修理代は要りません」とも。
その
カメラメーカはフジフィルム。以後フィルムは極力フジしか使わないように心がけました。なので、鳥坂センパイの「
トライXで万全」は当時受け入れられなかったような気もします。が、どっちみち白黒フィルムは使ったことないか...
ここ1~2年はフジに対する義理は充分果たしただろうと勝手に思い、コダックのフィルムも積極的に使っています。フィルムメーカによる発色の違いはなかなか興味深い。
今月で閉店してしまうDPEのお店はこの辺では珍しいコダックのラボです。地味目な発色で行こう!と思った時の選択肢が無くなってしまうのは哀しいことであります。