2006/07/04

悪の帝国?

 もし携帯電話がハングアップしてしまったらどうでしょうか?きっともうそのメーカーの製品は2度と使わない!と決意するだろうし、携帯ショップに怒鳴り込むかもしれません。まぁとにかくハングアップするなど許されないことです。
 しかしPCの世界はリセットスイッチを押すことを許してしまう文化になってしまっていて、PCがハングアップしても「しょーがねぇーか」って簡単に諦めてしまうムードが一般的のように感じます。このリセット押せばいいや、電源再立ち上げ文化は電子機器世界ではかなり特殊です。
 ハングアップの原因はソフトウェアだけに問題があるわけではないとは思いますが、ビル・ゲイツさんの資産が510億ドルなんて聞くと不完全な商品を売ってるくせに猛烈に不当な利益をあげているんじゃないかと思いたくなります。つまり我々PCユーザは悪のマイクロソフト帝国に支配されてしまっているように感じるのです。

 悪のマイクロソフト帝国に立ち向かう勢力のひとつがMozillaOpen Officeに代表されるようなオープンソースの波かもしれません。
 オープンソースから生み出されたソフトウェアの多くが無償だったりするのでユーザとしては大歓迎です。がんばれ共和国!

 やや旧聞ですがビル・ゲイツさんはマイクロソフトの経営から離れ、慈善事業に専念するんだとか。悪の帝国の罪滅ぼしか?と穿った見方をしてたのだけど、そうでもないのかも。
 PCを使える程度以上の経済環境にある人達から資金を調達して、PCをとても使えるような環境にない経済レベルの人たちへの慈善事業を行うというような理念だったとしたら.....悪の帝国呼ばわりはよくないっすね。

 だからってリセットスイッチ文化は許せないよねぇ。

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