2006/12/28

レコードプレーヤー

レコードプレーヤーを缶ビール6本で同僚に譲って貰いました。CECのST930とゆーわりと高級機で、カートリッジはDENONのDL-103が装着されていました。DL-103はNHK-FMなど放送局で広く採用されている「原器」とも言える製品です。

何年かぶりにレコードを鳴らしてみました。同じタイトルのレコードとCDを聴き比べてみるとレコードの方が暖かい音が出てくるような気がします。音の拡がり感はレコードが、音の情報量はCD(TEAC VRDS-8)が勝っているように感じました。
レコードプレーヤーで音が変わるってことが感覚的に理解できなかったのですが、今まで使っていたカートリッジ(SHURE M111)に交換してこれまで使っていたプレーヤーと聴き比べてみると音があまりに違って(良くなっていて)驚いてしまいました。カートリッジの交換で音が変わるのは経験もあるし解る気がするのですが、プレーヤーでどうして音が変わるのかやはり理解しにくい...

レコードプレーヤーでレコードを聴く行為は「これから聴くぞ」的な思い切りのようなものが必要で、だからこそライナーノーツをしっかり読んだし、ミュージシャンの名前や曲のタイトルもよく憶えたように思います。CDを手にするようになってから音楽をより手軽に気楽に聴けるようになったように思うのだけど、その分思い入れが少なくなったような気がします。

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