2014/12/13

高音質化

先月、某半導体メーカの音響用製品の評価に使われている試聴室を訪ねる機会があった。そこでオペアンプを変えると音質が変わるデモをしていただいた。
このことは予てから知っていたけれど、本格的なオーディオセットではその音質差が顕著に表れた。かなり動揺。

以前その半導体メーカのエンジニアにデビューしたての高音質オペアンプを譲ってもらい、CDプレーヤのオペアンプを交換したことがある。音がキラキラして聴こえるようになった。
このCDプレーヤにはもう一つオペアンプが使われているのだけど、パッケージがSIPだったため交換できずにいた。

先月の試聴でもう一度やる気がでてしまい、SOP→SIP変換基板を入手してCDプレーヤのもう一つのオペアンプを交換した!
↓赤いコンデンサの後にあるのが交換前のNJM2114。その左は以前交換したNJM5720(MUSES01) 。

...これは効く。変わる。解像度が上がるとはこのことを言うのか、小さい音がはっきり聞こえるようになり、音場が広がったというか臨場感が増した。


↓NJM2114LをMUSES8920に変換基板を使って換装。

実装部品の並びからSIPのオペアンプはLPF、DIPのオペアンプはDAC出力のI/V変換を担っていると思われる。


表面実装部品ばかりの最近のCDプレーヤとは異なり、簡単に部品交換が出来るのは旧い製品の美点。楽しい。